【岐阜県】「まん延防止等重点措置」の再延長に伴う感染防止対策の徹底について

2022年3月8日

 本県に適用されている、まん延防止等重点措置が3月21日まで再延長されました。皆様、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

 

【第6波の現状と評価】
第6波では、わずか6日間で新規陽性者数が「レベル1」から「レベル4」に急増し、一日あたり新規陽性者数がこれまでの3倍を超える1,200人規模で確認されるなど、経験したことのないスピード、規模で感染が拡大しました。
また、これに伴い、重症者、死亡者の増加と社会経済機能の一時停止といった影響が広い範囲で発生しています。

これに対し、本県では当初より「最大限の危機感」を持って対応することとし、特別措置法の体系の中での「最大限の対策」を速やかに実施しました。
その結果、例えば、夜の人流は大幅に減少し、隣県と人口等を用いて比較してみても、陽性者数、重症者及び死亡者数、自宅療養者数、救急搬送困難事案件数など、有意に抑えられているものと分析しています。そして、2月下旬に入り、新規陽性者の今週先週比で10日連続で1を下回るなど、ピークアウトの兆しが見えてきました。「オール岐阜」でのご理解ご協力に改めて感謝申し上げます。

【課題と今後の方向性】
しかしながら、依然、以下の懸念材料を抱えており、引き続き十分な警戒が必要です。
(1)10万人あたり新規陽性者数及び陽性率が「レベル4相当」に高止まりしていること。
(2)病床使用率は5割を切ったものの、依然として高い水準にあること。
(3)4千人規模の自宅療養者への対応を余儀なくされていること。
(4)全国トップの接種率ではあるものの、ワクチンの追加接種は、総人口の約3割と道半ばであること。
(5)さらに感染力が強力といわれるオミクロン株「BA.2系統」が海外で感染拡大し、県内でも検出されていること。

このため、本日、国において本県の「まん延防止等重点措置」の再延長が決定されました。その一方で、緩やかではあるものの好転の兆しが見られることに鑑み、酒類提供一律停止や部活動原則中止などを見直します。
なお、今後、感染再拡大の恐れが明らかになったと判断した場合には、速やかに対応してまいります。
県民、事業者の皆様におかれても、引き続き、油断なく基本的な感染防止対策を徹底いただきますようお願いいたします。

 

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/208578.html

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